メモ ①広域連携+送電容量の強化
②可変電源(主に火力発電)の技術的なレスポンス強化と可変幅増大努力
③大規模ベースロード電源の縮小とともに定置型蓄電設備(揚水発電、水素利用、固体電池など)増強
④蓄電設備としてのEV(G2V,V2G) 普及の可能性を考慮
①②は再エネ大量導入以前に用意されなければならない。
②を最大限活用するためには環境に左右される再エネ電源の発電量予測と需給バランスの管理をオンラインで実行し、可変電源を制御するスマートグリッドが不可欠。③を実行しながら再エネ接続を増やしていくことになろう。グリッドに柔軟性を持たせ変動電源を無駄なく活用するためには蓄電設備開発とその増強が肝となる。その際、定置式でない蓄電設備として、④については期待と考慮が必要である。
これらを実行するうえで、レジリティを有する電源にはインセンティヴを与える制度設計が必要と思われる。さらに忠言すれば、これらのインフラ整備を進めていくうえでの投資(国の支出)を電気代によって回収するという考え方は捨てたほうが良い。
⑤卸電力市場が公正に機能しているか?
という点も気がかりである。
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